ようこそ、みぃゆのはぴかじへ。
我が家は年間を通して、薬味として、にんにくとしょうがを常備しています。
家族4人の内訳が、大人2人・子供2人、男女各2人ずつですが、にんにくの臭いを気にしつつも、にんにく自体は大好きな家族です。
初夏に新にんにくが店頭に販売されていることは気になっていましたが、ネットに大量に入って販売されていることが多く、我が家に縁はないと思っていました。
でも、今年、念願かなって、初めてネットに入った大量の新にんにくを購入でき、試行錯誤しながらも、その日のうちに、全て保存形態へと仕込むことができました。
簡単だよ。やってみてー。
なんて、口が裂けても言えないくらい、時間も手間もかかりましたが、出来上がったものは、種類も量も充実していて、大満足です。
不手際であったというべき原因は、スタートが新にんにく購入きっかけであったということに他なりません。
新にんにく購入の前に作るものを決めていれば、にんにくの皮を剥くのが1番手間も時間もかかる作業ですので、実は簡単なのかもしれません。
作ってしまえば、料理の幅も広がりますし、ちょっとしたおかずにもなりますので、オススメです!ご参考になれば幸いです
新にんにく(生にんにく)とは

旬は?
5月~6月
産地は?
生にんにくも通常のにんにくの産地と同様です
通常のにんにくとの違いは?味は?
新にんにくは、生にんにくとも言い、収穫したばかりの新鮮な状態のものです。
新にんにくを、数週間かけしっかり乾燥させたものが、通常年間を通して店頭に並んでいるにんにくです。
新にんにくは、乾燥させいない状態なので、みずみずしいのですが、カビやすく、傷みやすいので、取り扱いには注意が必要です。
仕込みを考えている場合は、購入後すぐに対応することが必要です。
新にんにくレシピ
新にんにくの保存食作りで1番大変で、1番時間がかかるのは、皮むきです。
最後の薄皮取りが地味~に大変なんですよね。
でも、新にんにくの薄皮を剥いた姿は、ツルっとしてて、本当にキレイです。
余った新にんにくは、皮を残した状態で冷凍保存しておけば、少しずつ使用出来ます。
冷凍保存した新にんにくを使用する際は、凍ったまま、皮を剥き、下の固い部分を切り落として、解凍せずに、すったり、スライスして調理に使います。

全てに共通の前準備
新にんにくの仕込みの1番大切なのが、事前準備の皮むきです。
皮を剥く
何層にも重なった皮を丁寧に剥きます。
皮を剥きながら小分けにして、また皮を剥きます。
薄皮までしっかり剥く
皮を剥けたと思っても、芽が出てくる側の頂点に白いツンとしたものがあれば、まだ透明な薄い膜にくるまれている状態です。
薄皮を剥く時は、本体を傷つけないように優しく扱いましょう。
消毒した容器を用意
少なくとも、作る種類分の容器が必要です。
熱湯消毒ができる容器であれば熱湯消毒を行います。
私は今回、容器を清潔に洗浄後、ドーバーパストリーゼ77を使用しました。
丸新にんにくオリーブ漬け

材料
- 新にんにく
- オリーブオイル(新にんにくを容器に入れた時に浸るくらいの量)
作り方
- 事前に薄皮まで剥いた新にんにくの下の固い部分を切り落とす
- 容器ににんにくを入れる
- 容器にオリーブオイルをにんにくが浸るくらい入れる
- 冷蔵庫で保存
千切りのにんにくのオリーブ漬け

新にんにくを丸毎使うか、千切りにするかの違いで、材料も作る工程も「丸新にんにくのオリーブ漬け」と同じです。
ただ、使い勝手が格段にアップします。
お肉を焼く時にでも使用しやすいと思います。
千切りでなくても、輪切りでもいいかもしれません。
浸かる時間も早いので、翌日には使用出来るようになります。
材料
- 新にんにく
- オリーブオイル(新にんにくを容器に入れた時に浸るくらいの量)
作り方
- 事前に薄皮まで剥いた新にんにくの下の固い部分を切り落とす
- にんにくを千切りにする
- 容器ににんにくを入れる
- 容器にオリーブオイルをにんにくが浸るくらい入れる
- 冷蔵庫で保存
新にんにくのしょうゆ漬け

材料
- 新にんにく
- 醤油
作り方
- 事前に薄皮まで剥いた新にんにくの下の固い部分を切り落とす
- 容器ににんにくを入れる
- 容器に醤油をにんにくが浸るくらい入れる
- 冷蔵庫で保存
梅新にんにく

材料
- 新にんにく2株
- 梅干し 4個
- 砂糖 小さじ1
- 純米酢 小さじ1
作り方
- 梅干しのタネをとり容器に入れ、皮の部分を切り刻んでおく
- 容器に砂糖と純米酢を入れ、混ぜる
- 事前に薄皮まで剥いた新にんにくの下の固い部分を切り落とす
- 梅干しが入った容器に新にんにくを入れる
- 冷蔵庫で保存
まとめ
新にんにくの保存食作りは、旬の時期に、大量に購入した時に腰を据えて行うと、その後、料理の幅が広がります。
肉。魚を焼く時や、パスタ等にオリーブオイル漬けを使うと美味しくできますし、しょうゆ漬けや梅漬けやそのままつまむことができます。
旬にしかできない手仕事を、丁寧に行うことにより、心と身体への豊かさへ繋がればいいなと思っています。
お試し下さい。
以上、
最後までお読み下さり、ありがとうございました。